更年期に悩まされがちな「つらい頭痛」とその予防方法とは

急に頭が締めつけられるように痛くなることはありませんか？

それも更年期の症状のーつかもしれません。

急な頭痛がたびたび起こる更年期の女性は多くいます。

更年期と頭痛

一般的に頭痛には2種類あります。

脳梗塞や脳腫痛などの脳の病気から起こるものと、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛など大きな原因がなく慢性的に起こるものです。更年期に多いのは、後者の頭痛です。

「若い頃から頭痛持ちだった」、「私の頭痛は月経周期と関係がありそう」という人は、その症状が更年期特有の心身の不安定によって強まっているのかもしれません。

以下のものは頭痛の原因になることがあります。

頭痛の主な原因はこれだけあります。避けられるものは、できるだけ避けるようしましょう。

更年期に起こりやすい頭痛の予防法をご紹介します。

首まわりや肩まわりがこると頭痛が起きやすくなります。

日頃からストレッチやマッサージ、ツボ刺激などをしてコリをほぐします。

また、身体を冷やさないことも大切です。運動や入浴、温かい食べ物などで、身体を内側から温めるようにします。

ただし、片頭痛は血行が変化すると痛みがひどくなる場合があるので、症状が出ているときの運動や入浴は控えましょう。

日頃の陲眠不足を休日の寝だめで解消しようとしていませんか？

睡眠不足はストレスが溜まっている状態なので、もちろん頭痛の原因になります。

でも、逆に寝すぎも頭痛の大きな原因になります。

寝すぎてしまうと脳が必要以上にリラックスし、血管が拡張しすぎてしまいます。すると、血管が近くの感覚神経(三叉神経)を刺激して頭痛を起こすのです。

つまり、寝すぎも寝不足も身体にとっては大きな負担だと心得るべきです。平日も休日も同じ時間に就寝・起床するようにしましょう。

睡眠は単に長い時間とればいいというものではありません。自分に合った睡眠時間を知り、毎日必要な時間を確保するように心がけましょう。

たくさん寝たい休日の朝でも、平日起きる時間よりー時間だけ遅くまで寝たら起きるようにします。休日に寝だめをするより、平日にもきちんと睡眠時間を確保することのほうが大切です。

頭痛が起きるときは、たいてい心と身体にス卜レスが溜まっているときです。

そんなときは、

などがオススメです。ストレスを吐きだし、代わりに新鮮な空気を吸いこむのです。

脳にも酸素が十分に行きわたり、気分がリフレッシュします。

頭痛を予防するには、頭部や上半身の締めつけをなくすことです。

次のようなポイントに気をつけた服装を心がけます。

以上のことを気を付けて、ゆったりとした服装をすることで頭痛の予防に努めましょう。